2014年1月2日木曜日

私がプログラミングに興味を持った理由

工学系の大学を出て、メーカーでエンジニアとして働き始め、コンピュータシミュレーションを専門とするようになったにも関わらず、恥ずかしながらプログラミングを避けてきました。

大学1年時に、C言語を使った情報処理入門という講義があったのですが、さっぱりわかりませんでした。全くついていくことができませんでした。演習系のクラスだったので途中途中で課題が出され、プログラムを書いて実行結果と共に提出しなければならなかったのですが、自分の力ではどうすることもできず、近くにいたデキる人に毎度お世話になっていました。

そのときのことがずっと残っていて、プログラミングに対する苦手意識を生んでいると思っています。(今でも苦手、という意味です)

大学の研究室に所属したことのある方ならよくわかると思いますが、各研究室の雰囲気は様々で、始業時刻のようなものが決められている厳しいところもあれば、放任主義のところまで、千差万別です。私が所属していたのは典型的な後者で、研究、実験はもちろん行っていたものの、それ以外の時間は各自何をしていても構わない、といった感じでした。私は、と言えば、体育会の部活に所属していましたのでそちらの練習に行ったり、インターネット使い放題を良いことに、研究室に入り浸って遊んでいるような状態でした。

今思えば、それだけの時間を持てるのは人生の中で限られていて、何て無駄なことをしていたんだ、と後悔が止まりません。今の大学生は私が学生だった時よりも勉強や、社会に出て役立つようなことに積極的に関わったり、留学したりと、ものすごい意識の高さを感じます。


研究室に所属してからは、実験結果のデータ分析をするのにExcelを使い始めました。そこで初めてゴールシーク機能を知ったりして、実験結果の分析をしたりしていましたが、扱うデータ量がさほど多くなく、プログラムを書いて自動処理するほどではありませんでした。

大学を卒業して実験・研究技術者として働き始めると、学生時よりも格段に早く実験をまとめなければならなくなり、その作業に追われてスキルアップの時間を確保するどころではありませんでした。帰宅後や休日は学生時代と変わらず運動をしたり、ゲームをしたりして過ごしていましたので、ここでももったいないことをしていたと思います。

様々な事情で今の会社に転職しましたが、仕事で求められるスキルは前職時とさほど変わりませんでしたので、当初はプログラミングを覚える必要に迫られてはいませんでした。しかし、最近の効率化の流れは急で、お客様からも様々な自動化処理に関する問い合わせを受けるようになりました。それに対応するため、会社で開発しているソフトで使えるプログラミング言語Pythonを覚えよう、というのが私の動機です。ここまで読んでくださってありがとうございました。


2014/06/20追記
少し前にGoogle Spredsheetが新バージョンとなり、ソルバ機能が削除されていました。

新しい Google スプレッドシートでサポートされていない機能

このソルバ機能はごく限られた範囲ではあったものの、使い方次第では便利だと思っていたので残念です。この機能を代替するようなアドオンがあるか、なければ自分で作れるかどうか、考えてみたいと思いました。

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