Excelの機能の1つにソルバーがあります。
としていたものが、価格変動によって
はまるととても便利なのですが、日常生活ではあまり用途が思い浮かばないものでもあります。
そこで、思いついた使い道を記しておくことにします。
今回は積立投資信託ポートフォリオのリバランス時を想定します。
投資信託で分散投資をする場合、投資する地域と金融商品の組み合わせを考えることになります。
例えば、投資先地域として
- 日本
- 日本以外の先進国
- 債権
- 株式
- 日本債権
- 日本株式
- 先進国債権
- 先進国株式
1~4の配分割合を決めて投資信託を購入し保有していますと、市場の動きによって次第に価格が変化しますので、1~4の割合が購入当初からはずれてきます。このずれを修正するのがリバランスです。
購入時、配分を
としていたものが、価格変動によって
と変化したため、これを購入時の配分割合に戻すことを考えます。戻す方法は、保有している4種類の投資信託をさらに買い増すこととします。
どの資産をいくら分買えば元の割合に戻るのか。パッと金額を出すのは難しいものです。
そこで、ソルバーの出番となります。
買い増すための資金には普通上限がありますので、4資産買い増し金額の合計=資金上限とし、各資産のリバランス後の割合を制約条件としてソルバーを回せば、各資産をいくら分買い増せばよいのかが簡単に算出できます。
どの資産をいくら分買えば元の割合に戻るのか。パッと金額を出すのは難しいものです。
そこで、ソルバーの出番となります。
買い増すための資金には普通上限がありますので、4資産買い増し金額の合計=資金上限とし、各資産のリバランス後の割合を制約条件としてソルバーを回せば、各資産をいくら分買い増せばよいのかが簡単に算出できます。